Coo&Rikuはやばい!? Coo&Rikuから迎えた愛犬の様子を元に深堀りしてみた!

レビュー

Coo&Rikuって本当にやばいの?

愛犬家、愛猫家の間では、悪い意味でとても有名なペットショップです。
今も、ネット検索で、【Coo&Riku】と検索すれば、口コミやレビューは最悪です。

・なぜ潰れないのか
・Coo&Rikuはなぜあんなに安いのか!?
・ぼったくり
・接客や衛生環境が最悪

書かれている内容の信ぴょう性は分かりませんが、とにかくひどい有様です。

我が家の愛犬は、Coo&Rikuから迎えました。
迎えた当初は犬猫に関する知識もそれほど無かったので、数あるペットショップの一つ位という認識でしたが、月日が経つにつれて、ネットの評判も目にする機会が増えましたし、子犬の頃は色々と病気になったりしたので、その度に不安に駆られる日もありました。

今回は、そんなCoo&Rikuからペットを迎えた後、どうなるのかを経験を踏まえてまとめていきたいと思います。

Coo&Rikuが常に炎上している理由

Coo&Rikuは、常にネットでは炎上しています。お店の名前を検索するだけで、「やばい!」、「ひどい!」など、批判が止まりません。

私も、そんな状況を知っていたら、Coo&Rikuから愛犬を迎える事はしなかったかも知れません。
では、なぜ常に炎上しているのか!?

それは、愛犬家・愛猫家の意識の中に、ショーケースに入れられたペットを販売する事の是非があり、今や全国大手ペットショップになりつつあるCoo&Rikuがやり玉に挙げられているという構図です。

私も愛犬家になってみて気付きましたが、確かにショーケースに入れらて、値段を付けている構図はだいぶ違和感あります・・・。欧州や欧米で、ペットショップ廃止の流れができていることから、この辺りは今後の政府の方針を待つしかなさそうです・・・・。

Coo&Rikuの運営元はどこ?

社 名有限会社Coo&RIKU(クーアンドリク)
所在地〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町3-38 第5東ビル
創 業1999年11月
設 立2003年8月1日
代表取締役大久保 浩之
事業所(店舗他)事務所(2拠点)、店舗(216店舗)、系列会社(5社)
海外(3店舗)、ブリーディング施設(国内11箇所・海外1箇所)
※ 系列グループ会社分を含む
資本金183,857 千円
従業員数2,852名
※ 系列グループ会社分を含む
年 商10,500,000 千円 (平成31年度 実績)
12,800,000 千円 (令和1年度 実績)
20,000,000 千円 (令和2年度 実績)
※ 系列グループ会社分を含む
事業内容ペットの売買及びその仲介・繁殖・飼育・訓練・運動・給餌に関する受託業務
ペットのレンタル・生体の輸入及びペットフード、ペット用品の輸入・販売
ペット美容の経営/ペット専用ホテルの経営
動物病院の運営
前各号に附帯関連する一切の業務
弊社の特徴充実の種類・頭数を誇る弊社では、お求めやすい価格であなたにピッタリのワンちゃん・ネコちゃんをお探しいただけます。
女性スタッフも多く活躍する活気あふれる会社です。
弊社の今後の方針として、ペット用品の通信販売部門の強化、動物病院の増開設などを視野に入れております。
弊社では、共に働いてくれる動物が好きなスタッフを随時募集しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
詳しくはこちら
系列会社株式会社Coo&RIKU東日本
株式会社ATSU.Trading
株式会社海動物病院
有限会社大浩商事
上海空陸寵物有限公司
秋葉原事務所03-5829-8159
FAX03-5829-8106
E-mailjimu@pet-coo.com
Coo&Riku 運営会社情報

系列グループ企業

社 名株式会社ATSU.Trading
所在地東京都中央区銀座5-14-10
社 名株式会社海動物病院
所在地東京都足立区鹿浜4-1-8
社 名有限会社大浩商事
(ペットライフパートナーズ)
所在地埼玉県さいたま市西区三橋5-1639-1
代表取締役社長大久保 浩之
系列グループ企業①
社 名株式会社Coo&RIKU東日本
所在地東京都足立区鹿浜4-1-8
代表取締役社長小林 大史
系列府ループ企業②
社 名上海空陸寵物有限公司(生体販売・輸出代理店)
上海浩之寵物有限公司(トリミング専門店)
所在地上海空陆宠物有限公司
上海徐汇区宜山路515号2号楼29B
29B, No.2 Building, 515 Yishan Rd., Xuhui District, Shanghai China
系列グループ企業③

運営会社は資本金も売り上げも大きく、それなりの大手企業!

運営会社の情報を見ている限りは、創業から20年以上経っており、資本金もそれなりにありますし、売り上げも右肩上がりの優良企業に見えます。

しかし、ペットを飼う人々からの不満がずっと消えないのは、先に述べた生体販売の在り方にも問題があるでしょうし、Coo&Riku独自の販売方法もやり玉に挙がっているような気がします。

我が家の愛犬は、この独自販売方法により迎えいれました。

それは、【生体半額キャンペーン】です。
名前だけ聞いていると、どこでもやってそうだし、何が問題なの?と思う事でしょう。

これは、Coo&Riku指定のペットフードを定期購入契約する事で、生体販売金額が半額になるという売り方です。
30万も40万もする生体の値段が半額になるという事で、多くの人々が利用したのでは?と想像します。

私もその一人になったのですが、利用当初は、ペットショップで食べていたフードは暫くは使う事になるだろうし、フードの値段も、生体の値段も下がるなら良いのでは!?位の気もちでした。

しかし、その判断が後に悲しい事件を引き起こす事になります。

イタリア産プレミアムフード ELMO

Coo&Riku指定の犬猫用フードが、「ELMO」という商品です。
イタリア産だし、獣医師推奨、人口着色料や保存料不使用となっているし、特に問題ないのでは?という意見も勿論そうだと思います。
私も最初はこの情報を鵜呑みにしていました。

これだけインターネットが発達した世の中では、ペットフードの情報など、検索すれば事細かく出てくるはずなのですが、この「ELMO」に関しては、ほとんど情報がありません。
まるで情報統制が敷かれているかの如く、どれだけ検索しても公式HPどころか、アフィリエイトすらヒットしませんでした・・・・。

世の中の酷評と、情報が思うように手に入らない事態にドンドン不安が増していきました。

※2021年9月に情報更新されたようで、ELMO公式HPは存在しています。
また、Amazonや公式ストアでも購入が可能になっています。

愛犬が突然フードを食べなくなった。

Coo&Rikuから迎え入れた愛犬ですが、ELMOを与えていたところ、夏の終わりころに突然フードを食べなくなりました。味に飽きたのかな?と思い、ふりかけやウェットフードを混ぜたりもしましたが、丸3日間食べずに過ごしたことにより、慌てて動物病院へ駆け込みました。

獣医師曰く、「世に出ているフードについては、相性の問題や、味の変化を求める事もあり、一概に良い悪いは決められないし、流石に食べさせたらダメな物を販売すると処罰されるので、気になるのであれば変更する方が良い。」という至極真っ当なご意見を頂きました。

「丸3日間食べていないこと」を伝えると、おもむろに試供品をいくつか持ってきてくれて、その場で開封。すると、我が家の愛犬は、それまで食べなかったのが嘘だったかのように、ガっついて食べていました。

その時に頂いた試供品は、ロイヤルカナンのセレクトスキンケアでした。
それ以来、ELMOからロイヤルカナンへとフードの切替をしました。

ELMOのレビュー

・イタリア産
・イタリアの現地⾼品質の素材を主として使⽤
・主原料に⾁類を使⽤した⾼タンパク質フード
・動物栄養学の研究に基づいた栄養バランス
・FEDIAF(欧州ペットフード⼯業会連合)とEUの厳しい品質基準をクリア

といういかにも高品質であるというキャッチフレーズが並んでいます。

【製造元や輸入元】

■原産国 イタリア
■製造元 Monge&C.S.p.a.
■輸入・販売元 株式会社ATSU.Trading 〒104-0061 東京都中央区銀座5-14-10

​■原材料
鶏肉(生肉10%、乾燥肉30%)、米、トウモロコシ、動物性脂肪(鶏脂肪99.5%、天然抗酸化剤で保存)、ビートパルプ、ビール酵母(MOS源、B12源)、コーングルテン、加水分解動物性タンパク、乾燥サーモン、サーモンオイル、加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸の源)、加水分解甲殻類(グルコサミン源)、メチルスルホニルメタン、XOS(キシロオリゴ糖3g / kg)、加水分解酵母(MOS)、ユッカ、スピルリナ

原材料については、どこまで本当なのか分かりませんが、嘘を書くという事は考えられないので、恐らくはこの内容で製造されている物だと考えますが、輸入元・販売元の株式会社ATSU.Tradingは、Coo&Rikuの系列グループです。

犬猫を販売し、ELMOを売る事で、生体値引き額より多く利益が出る仕組みができているのだと思います。(あくまで想像です。)

肝心のレビューですが、個人的にはあまりおススメしません。
愛犬が突然食べなくなった事に加えて、排せつにも影響が出ました。

なので、それ以来一切食べさせていません。

しかしながら、Amazonのレビューを見ると、割と肯定的なレビューが目立ちます。

これを信じるか信じないかは個人の判断に委ねるしかありませんが、実際にCoo&Rikuから愛犬を迎え入れた身としては、レビューをあまり信じすぎるのも良くないかと感じております。

フードの定期購入の是非

Coo&Rikuでは、ELMOの定期購入の年月が長ければ長い程、生体金額の割引率が高くなる仕組みになっていて、最長が5年です。途中で解約した場合は、違約金が発生する仕組みになっており、契約時には慎重な判断が必要になります。

そもそも、「5年間同じフードを与え続ける事に抵抗は無いか」、「途中でフードの切り替えが必要になった際の対応」などを考慮して契約すべきだと思います。

我が家の場合は、特にそういう事を考えずに契約してしまいました。そして、3~4ヶ月で、愛犬の体調が悪くなり、フードの切り替えを行いました。

定期購入していたフードに関しては、必要にしている方々もおられますので、廃棄はせずに、フリマアプリに出品する事で損失補てんをすると共に、ELMO配達専用アプリでなるべく届く日数を延長しつづけました。

配達日時をずらし続けた事で、Coo&Riku側から解約通知が来ましたが、特に違約金は支払っておりません。
恐らく、企業のシステム変更により、解約になったかと思いますが、私のようなケースはかなりレアだと思います。

Coo&Rikuの評判について

Coo&Rikuの評判については、確かに言っておられる方々の気持ちや想いは正しいと思いますが、会社も営利目的である以上は、双方が理解し合える事は来ないと思います。

欧州や欧米のように、ペットショップが廃止されて、里親やブリーダーから迎え入れるという制度にしない限りは、ずっと酷評は続くと思います。

Coo&Rikuに限らず、他のペットショップも含め、ペットショップそのものの在り方を考えて行く必要があるんじゃないかな?と個人的には思うようになりました。

ブリーダーや保護犬を迎える事が当たり前になれば、愛犬家・愛猫家の皆さまも多少は安心感を得られると思いますし、保護活動をされている方々の負担も軽減されるような気もします。

これについては、Coo&Rikuから愛犬を迎え入れてから意識が変わりました。
どちらが正しいかという議論は難しいですが、命ある生き物を扱う事には慎重になった方が良いですね。

まとめ

我が家の愛犬、ヨークシャーテリアはCoo&Rikuから来ました。
本当に人懐っこくて、無駄吠えもなく、とても元気に育ってくれています。

ペットショップから迎える事の是非については、ペットを育てている人によって、意見が分かれると思います。現行の法律だと、営利目的で生体を販売する事に罰則はありません。

故に、ペットショップが悪だと考える事も現行の法律に照らせば中々難しいと思います。
犬と生活するようになって、精神的に豊かになりましたし、ペットショップでショーケースに入っている動物を見ると少し悲しくなったりもしますが、これについては、日本が変わっていく必要があるのではないかと切に願っております。

生き物を飼うという事の重さを感じて、迎え入れて欲しいと思いますし、飼い始めた以上は終生面倒を見るべきだと思う気持ちは世の中の愛犬家・愛猫家の方々と同じ気持ちです。

動物と暮らす生活はとても豊かで楽しいものですが、その責任の重さを感じながら共に生きて行く事が大切だと思います。

↑2年経った、その後についても書きましたので、是非ご覧下さい。

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