外貨預金を始めよう!各行の手数料、金利一覧とおすすめの預金先!

投資

外貨預金とは?

円以外の通貨(ドル、ユーロ、ポンド等)を貯蓄していく事で、各国の預金金利を円で頂くシステム。
為替レートの影響を直接受けるので、預け入れの際は注意が必要です。

ちなみに、海外に口座を開いて、現地通貨で貯蓄をする方法もあるようですが、初めての方は、日本の銀行が提供する外貨預金を利用する方が、手数料やその他の煩わしさから開放されるので、知識を付けながら将来的に、海外口座にチャレンジするというスタンスの方がいいでしょう。

三菱UFJ銀行が、海外口座取次ぎ開設サービスを提供しています。
日本に住みながら、アメリカとタイに現地口座を開設することができます。

しかし、送金時の手数料がとても高いので、資産運用の観点から考えるとあまり現実的ではないと思います。

合同会社 PPS (プライベートポートフォリオサービス)が、海外口座開設サポートをしています。
※アジア圏がメイン

また、口座開設にあたっては、一定の資金が必要になりますので、やってみようと思われる場合は、ある程度の資金を用意してから申し込みましょう!

金利はとても魅力的ですが、手数料やサポート料金が高いので、こちらも個人的には微妙ですが、日本語だけで完結すると思えば、ひとつの選択肢には入るかな?という印象です。

高金利が魅力です!

海外口座の魅力はなんといっても高金利です。
日本はバブル崩壊後から、長期的にマイナス金利が続いており、普通預金であろうが、定期預金であろうが、元本保証でも年間100円位のレベルでしか増えません。
(※預け入れ金額により、利息は変動します。)

三井住友信託銀行の場合(2022年1月31日付け)

新型コロナウィルスの影響により、2022年6月現在においても、各国の金融緩和が続いているので、金利は低めに設定されていますが、これから確実に金利が上昇していくので、このタイミングで外貨預金の準備をしておいて損はないと思います。

現在のアメリカの政策金利は、1.5%~1.75%となっています。
アメリカは、これからまだまだ金利上昇が続くことを表明しているので、これから先は、外貨預金開始のタイミングとしては最適といえます。

各行の金利と手数料一覧

ドル円を基に各行の金利と手数料をまとめました。
金利は定期預金で、1年を基本としています。
※手数料は片道の金額です。

銀行名金利手数料
GMOあおぞらネット銀行年 0.910%2銭
住信SBIネット銀行年 1.70%
(税引後 年1.35%)
4銭
PayPay銀行年 1.75000%5銭
新生銀行年3.00%
(税引後 2.3905%) 
15銭
ソニー銀行年 1.500%15銭
楽天銀行年 0.41%25銭
三菱UFJ銀行年 0.010%25銭
auじぶん銀行年 1.450%預入 0銭
払戻 25銭
三井住友信託銀行年 0.100%20銭
イオン銀行年 1.500%預入 0銭
払戻 50銭
りそな銀行年 0.010%50銭
三井住友銀行年 0.010%50銭

大手メガバンクは、軒並み、低金利かつ手数料高めでの設定。
ネットバンクは、各行特色が出ていて、個人の判断によるところは大きい印象です。

しかし、手数料は安ければ安いほど外貨預金のメリットを享受できるので、GMOあおぞらネット銀行の2銭はとても魅力的です。

定期を組むタイミング

2022年7月現在は、ドル円が135円程度にまで進んでいますので、今はそのタイミングではないと思います。
円高が進んで、1ドル→100円前後になれば、ドル預金を始めるタイミングと言えます。

今は、どの通貨もかなりの円安に振れていますので、外貨預金をしても、1年後にはほぼ確実にマイナスが出ていると思います。

外貨預金は、金利だけを取りにいくのではなく、同時に為替差益も取りに行く商品なので、円の価値を常に考えながら預金をしましょう。

超長期で考えるのであれば、そこまで気にする必要はないかもしれません。
しかし、現在は24年ぶりの円安水準ですので、ちょっとリスクが大きいかと思います。

まとめ

2022年はかなりの円安が進行しています。今は、タイミングではないですが、コツコツと円を貯めて、円高の時期が来たら、外貨に換えて、金利と為替差益を狙ってみるのも良いと思います。

外貨預金の良い所は、毎日の値動きを気にしなくて良いところです。
金利をしっかり取りつつ、為替差益も狙えるので、使いようによっては、とても良い商品だと思います。

何度も言いますが、2022年7月現在は、外貨に変換するにはリスクが大きいです。

ドル円が100円前後になった時に、預入を行う事が中長期的な視点でみるとベターです。

いずれにしても、情報収集と口座開設はしておいても損はありませんので、これから始めたいと思っている方には、口座開設をしてタイミングを待ちましょう!

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