ハウスメーカーの上手な選び方!

家作り

2021年の春辺りから、突然、家を建てようと思い、SUUMOやハウスメーカーのホームページ、展示場にいたるまでとにかく見て足を運んで話を聞いてを繰り返したら、それぞれのハウスメーカーの特徴が分かってきたので、今後、家作りをされる方へ向けてまとめていこうと思います。

はじめに

私が家を建てようと思ったのは、特に大きな理由があった訳ではなく、たまたま住居の隣の土地を持っていた人が手放したので、隣接地を手に入れる為の手段として家作りを決断しました。

住宅ローン金利はもう何年もかなりの低金利で、土地だけを取得して何かに活用するよりは、住宅(大きさは問わず)を建てることを前提に、土地を取得した方が、後々の事も考えるとメリットが多いなという結論になりました。

約4か月程かけて、沢山情報収集をしました。最終的に、契約したハウスメーカーはセキスイハイムです。

多くのハウスメーカーや工務店は回りましたが、私はセキスイハイムの提案と商品に魅かれて契約に至りました。

みなさんは、人生の節目において、それぞれのライフスタイルにあった暮らしを目指して家を建てますよね?

そんな方々へ向けて、実体験を基に、家作りの基本をお伝えします!

住宅展示場へ行く前にしておきたいこと!

都市部にお住まいの方であれば、近隣に住宅展示場があるかと思います。
私は、土地取得が目的だったので、当初は小さい平屋でも建てて、土地が手に入れば良いかな?位の気持ちだったので、特に何の準備もせずに、思い立ったが吉日とばかりに唐突に住宅展示場へ行きました。

行ったら行ったで、それなりに知識は増えるので、メリットはあるのですが、私の様に、突然行くのではなく、まずは行く前にやるべき事をお伝えしたと思います。

予算を決める。

どういう状況でお家作りをするかは、本当に十人十色だと思います。しかし、最初にマイホームにかけられる予算をおおまかにでも決めておくことで、展示場に行った際に、色々な設備に対する取捨選択ができます。

行ってから決めるという方法も良いと思いますが、住宅に関わる商品はとにかく高いです。
あれもこれも!となってしまっては、支払うお金がドンドン増えていくばかりです。また、見てから決めてしまうと、あとで削る事がとても難しくなります。一度惹かれてしまってものを切り捨てるのはなかなか覚悟がいることです。

まずは払える金額をある程度決めておきましょう!そうする事で、どれだけ良いものを見ても冷静でいられます。

どんな家にしたいのかを考えてみよう!

例えば、広いリビングが欲しい!や、収納は沢山!ガーデニングを楽しみたい!など、新しい家に詰め込みたい事は沢山あると思います。


実際に、展示場へ行くと、更にやりたい事が増えますので、まずは、家を建てるにあたって、何を実現したいのかを考えてみましょう。

例えば、

・お風呂場、脱衣所とセットに配置されがちな手洗い洗面所を独立させる
・洗濯動線を意識した間取り
・光を沢山取り入れる為、開口を大きくする


これらは、私がこだわった部分ですが、一般的な意見としても良く見られる内容です。

水周りに関しては、特に何も言わない場合は一緒にされがちですが、誰かがお風呂に入っていると、歯を磨いたり、手を洗ったりという事ができなくなります。
「気にしない」という家庭もあるかと思いますが、ご友人や親戚が泊まりに来たりすると、結構不便を感じたりしますよね。

洗濯動線に関しては、脱衣所→洗濯機→物干しの流れを意識しましょう。
戸建て建て売りなんかだと、物干しスペースがまとまっていることがなかなかありませんので、洗濯物を持ってあちこちに移動される方も多いんじゃないでしょうか?

お風呂場を2階にされる家庭も近年増加しています。配管関係でメーカー側が苦労するとは思うのですが、住む側からすると、1階を大空間にできたり、脱衣所→洗濯機→物干しの流れを意識した配置にできたりとメリットは沢山あります。

採光に関しては、できるだけ取れれば良いのですが、ハウスメーカーで家を建てる場合、どうしても予算が上がってしまいます。なので、どこまでこだわるのかという線引きをある程度事前に決めておけるとより良いお家作りに発展すると思います。

資料請求をしよう!

予算や間取りといった部分をいきなり考えるにはなかなかハードルが高いと思うので、まずは資料請求をしてみましょう!

多くのハウスメーカーが実例集を出していたりしますので、間取りや建築後の参考になると思います。
特に家を建てたいと思ったばかりの段階では、イメージも漠然としていますよね。

実際に建てた人の意見を参考にしながら、自分のイメージを固めていくのも良いかと思います。

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(キャンペーンは予告なく終了する場合がありますので、サイトの更新を確認のうえ、資料請求をして下さい。)

資料を通して、家のデザインや内装、間取りを沢山見ることで、家作りの知識が増えるので、初期の頃は沢山見ておいて損はないです。

展示場の来場予約はしておきましょう!

近隣に住宅展示場がある場合は、予約を入れてから来場しましょう!予約しなくても問題ないのですが、多くの方は予約を入れてから来場されるので、突然行ってしまったばかりに、今日は案内できる営業が居ませんとなってしまってはもったいないと思います。

また、せっかく現地に行くのですから、説明を受ける時間をしっかり確保してもらうためにも、予約はいれましょう!

多くの住宅展示場は、予約時に何らかの特典プレゼントがもらえる事が多いので、予約せずに行くのはさらにもったいないと思います。

ちなみに私は、予約せずに行ったので、その時ばかりは少しモヤモヤしました(笑)

展示場で最初に会った営業さんがあなたの担当です。

これは、いまだに理解できないのですが、展示場に行った時に、最初に出会った営業さんがあなたの担当です。これを覆すのはなかなか大変ですし、何故か住宅業界ではそれが当たり前になっています。

厳密に言うと、アンケートを書いた時点でほぼ担当は確定します。

大抵のハウスメーカーは最初にアンケートを書くように促してきますが、「先に見学とお話を伺ってからでも良いですか?」と予め伝えておく方が良いでしょう。
「いえ、それはできません。」なんて言うメーカーは居ないと思いますが、仮にそういわれたら、話半分で聞いておいて、早めに退出する事をおススメします。

家を建てようとする人は、食料品や衣料品を買う人に比べると圧倒的に少ないです。
その為、ハウスメーカーの営業さんは、「早く契約を取りたい!」と、焦っている方が多いです。

会社からはノルマを課せられるが、そもそも分母が少ない為、展示場に来るような人は、多くの営業さんからすると、とても貴重なお客様なので、とにかく早く自分の契約数に取り込みたい!と思っている人が多いですね。

相手のペースに乗らずに、逆に相手を良く観察しておく事をしてみてください。

一生に一度のお買い物ですので、慎重に営業さんを選びましょう。

実際に住宅展示場に行って確認すること

住宅展示場は見た目がとっても良いので、行くと本当に目移りしますし、こんな家に住みたい!という気持ちがとても強くなります。
ただ、多くの場合は、展示場サイズと言って、実際に建てる家の1.5~2倍程のサイズで作られている為、部屋の広さや間取りの雰囲気をそのまま再現しようとすると、ビックリする位の値段になりますので、気を付けて下さい。

話しが少し逸れてしまいました・・・。

確認する事は、ズバリ営業さんの雰囲気です!

先にお伝えしましたが、展示場であなたに会った最初の営業さんが担当になります。
「この人に任せて大丈夫!」という確信を持つためには、最初に出会った方の様子を観察しましょう。

私の場合、住宅業界のルールも分かっておらず、本当に沢山の営業さんにお会いしましたが、この人なら任せても良いかなと思えた方はセキスイハイムの営業さんだけでした。

建物の性能じゃなくて、人を見るというのは、他の方に比べると違った目線だと思います。

家は、どこで建てるかよりも誰と建てるかを基準にしましょう。

ハウスメーカーが良い? 工務店はどう?

ハウスメーカーじゃなくて、最初から工務店で家を建てようと決めておられる方もいらっしゃると思います。

私も展示場に入っている工務店の営業さんの熱いプレゼンを何度も聞いてきました。だからこそ分かる事をお伝えしたい。

価格が安いということにはちゃんと理由があります。

例えば、断熱材について触れると、工務店はどこも吹き付け断熱を採用しており、営業さんはほぼ同じ事を伝えてきます。

・高気密高断熱
・耐久性が長い
・完全に密閉するので、外気が入ってこない

これらは本当に何回聞いたか分からない程にプレゼンを受けました。

吹き付け断熱施工風景

プレゼンを聞いているうちに、ふと疑問に思いました。建てた直後は良いけど、経年劣化はしないの?

という事で、調べて出た写真がこれです。

ここまでにはならないにせよ、吹き付け断熱のデメリットがモロに出ている気がします。
例えば、結露によってカビができたり、経年劣化による性能ダウン、吹き付けてからのメンテナンスが大変などです。

グラスウールにせよ、吹き付け断熱にせよ、定期的なメンテナンスができる方が住む側にとっても家にとっても良いです。

ヤマダホームと桧家住宅で、吹き付け断熱の実践を見ましたが、「これが良い!!」とは全くならなくて、むしろ吹き付け断熱ってどうなの?という疑念しか生まれなかったです。

しかしながら、職人の腕による差がないことや、費用対効果が高いことを考えると、ローコストハウスメーカーや工務店が採用しているのも納得です。

ハウスメーカーへの返答の仕方

ハウスメーカーは早く契約して欲しい気持ちがあるので、契約を急かしてきますが、冷静な対応を心がけましょう。

例えば、まだ具体的に何も決めていない状態で、住宅展示場へ見学に行ったのであれば、「まだ具体的事は決めていません。」という事を伝えれば問題ありません。

また、すでに何社かに見積もりをお願いしているような段階で、気になるから見に来たという場合は、「もう見積もりをお願いしているので・・・。」というハッキリとした返事をしてはいけません。

なぜなら、「もうあなたの会社と契約する意思はありません。」と断りを入れると、その時点で全ての門戸が閉ざされます。
いや、実際あなたの中では、見積もりを出している会社に絞っているので、個人的には閉ざしていいて問題ないのですが、あえてハッキリ言わない事で、キャンペーンの案内や、実例見学会の案内が届き、それをキッカケにして、新規契約とまではいかないにしても、住まいの知識を増やすチャンスが生まれます。

「もう決めています。」や、「既に見積もりを出していて・・・。」と言ってしまうにはまだまだ早いと思います。

ハッキリ言わずに少し遠まわしな表現を心がけましょう!

アフターサービスについてもしっかり聞いておきましょう!

ハウスメーカーに見学に行った際、アフターメンテナンスについては、しっかり聞いておいた方が良いと思います。

住宅は、建てる前より、建ててからの方が圧倒的に長いです。
いくら、技術革新が進んでいるとは言っても、定期的なメンテナンスを怠ってはいけません。

ダイワハウス メンテナンスフロー

ダイワハウスの画像が分かりやすいのです。概ね、どのハウスメーカーも似たようなアフターメンテナンスが行われることを謳っていますので、気にしない人は全く気にしない項目だと思います。

ただ、初期保証については、メーカーによりバラつきがありますので、ここはしっかりと確認しておくことをおススメします。

いざ建ててからでは遅いこともあります。建ててからもお付き合いは続きます
個人的に、聞いていて、「ん?」となったハウスメーカーは、ダイワハウスです。

長期保証を謳っていますが、30年経過後は有償の点検になります。また、初期保証が付いているとはいえ、無料点検かどうかが一目で見て分かりません。ここはマイナスポイントだと思います。

桧家住宅 保証期間

桧家住宅の保証は、無料点検が続くことが一目で分かります。

ただ、無料点検でも、修繕が必要な場合は、有料になる可能性がありますので、アフターメンテナンスについては、どこも同じだろうと思わずに、しっかり聞いておきましょう!

まとめ

コロナ禍が続き、気軽に旅行が行ける環境がとても遠くへ行ってしまいました。その分、マイホームにお金をかけようという流れも大きくなってきているそうです。

何度も経験できないので、やはりこだわりを詰め込んだ素敵なお家にしたいですよね!

まだこれから検討するという方は、是非イエタッタから資料請求をして、クオカードをGetしてください。(※関西圏の企業ですので、地方から資料請求される際は、ご注意ください。)

展示場に行くという人は、営業さんの雰囲気をしっかりチェックしてきてください。
長いお付き合いになるので、そういう視点で人を見て判断する事は大切だと思います。

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