寝屋川市長 広瀬けいすけ氏の愚策

時事

大阪府寝屋川市長 広瀬けいすけ氏
就任後はTVや新聞等に取り上げられている様をSNSでこれ見よがしに晒している。

広報もこういうメディアに載りました!という自慢になっていて、市長の一存で何でも変わる事を感じるが、今回はその広瀬氏の愚策についてまとめた。

就任直後の暴走

まず、就任直後は、大風呂敷を広げた。
簡単に言えば、パフォーマンス政治。
例えば、学校のいじめをゼロにするや、市役所の窓口対応の時間を延長する等である。

その他、わかっている範囲で、市長の愚策をリストアップしましょう。

・中学校給食を学校単位で調理して、提供
・市役所業務の改善(窓口業務の延長・フルフレックス制度の導入)
・学校のいじめをゼロに
・教育課程にディベートを追加
・窓口対応に、元ホテルスタッフを登用
・緊急時の自主登校制度
・子どもの受動喫煙を禁止する条例の制定

これだけを見ると、とても素晴らしい事をしている市長だと思われると思います。しかし、市長はこんな素晴らしいことをする人ではない事が、この一年で分かってきました。

広瀬氏の思考について

まず、彼の性格を知る必要があります。とても承認欲求の高い人である事は間違いないし、メディアには出たがりで、他の市町村がやっていない事をやりたがる傾向にあります。

そして、一番の問題は、根回しや協議を全く行わない。まぁ全く行わないと言うと語弊がありますが、少なくとも、緻密に根回しをするタイプではありません。
何でも、思った事をTwitterで発信して、現場が慌てふためきます。

この一年で化けの皮がはがれて来たと言っても過言ではありません。寝屋川市民はとんでもない人間をTOPにしてしまいました。

教育現場の負担増へ

昨今のコロナウィルスの影響をモロに受けている大阪府ですが、教員を守るでもなく、家庭訪問をさせようとしたり、ただでさえ授業時数が足りないのに、ディベートをやれと言ったりする人です。
著名人や一般人から批判が来れば、私の権限に無い・根拠のない事を言わない様に!とすぐに火消しに走り、賞賛のツイートにはいいねを付けたり、RTをする。

さらに、いじめをゼロにする!加害者は強制的に転校させる!と突然言い出し、何をするのかと思えば、児童・生徒に市役所宛のハガキを配り、いじめられているのなら、ここにその事実を記し、ポストに投函させる。それを市役所の危機管理室が精査し、現場に指導するとTwitterで突如発表。

そもそも危機管理室に人員が多数いるのか?という疑問があったので、調べたところ、大体8~10人程度である。
この人員で、市の危機を守りつつ、学校現場のいじめをなくすとはどうやって?
とずっと疑問に思っていたが、手紙を受け取った危機管理室は内容を確認し、現場に丸投げである。

そりゃ人員が足りていないから、そうせざるを得ない。
さらに、ディベートの追加である。今年から小学校は学習指導要領が改訂され、授業時間が増加した。とてもじゃないが、回せないレベルで増加している。

ここに、大学時代にディベートが役立ったから、導入するように要請し、現場におりて来た。誰もそんな事知らないし、未だに世の人間はそれについて知らない人が圧倒的多数である。そもそも、小中学生にディベートさせて、何の効果があるのかわからない。何かのエビデンスに基づいてやるならまだしも、個人的に役立ったからという私情で、教育現場を混乱させるとは笑止千万である。

自主登校制度について

そして、自主登校制度は本当の愚策である。
事の発端は、吹田市で起きた事件。警察官が刺され、拳銃を奪われた事件である。詳細については、ネットの記事に委ねる。
この事件を機に、ある日突然、緊急時に自主登校を始めると言い出した。
それも吹田市の事件を引き合いに出してのことだ。もちろん通知はTwitter。

初めてそのツイートを見た時は、吹田市内に拳銃を持った警察官ではない悪人がいるにも関わらず、保護者の送り迎えがあれば、給食提供もするし、学習環境も提供すると言っていた。

控えめに言わなくてもバカである。台風等の自然災害なら、日本にはそれなりの経験値があるが、市内に拳銃を持った悪人が居るのに、学校を開いて、教職員や市町村職員が殺されたら、その家族や友人は、市長に殺されたも同然である。
そういう懸念も一切考えず、好き勝手にTwitterでつぶやきまくる。
まさにTwitter行政。

市役所の窓口業務時間延長へ

さらには、窓口業務時間の延長。
これにより、寝屋川市は12時間の窓口業務になる。
日本全体で働き方改革が叫ばれている中、業務の延長は自らが無能だと証明しているに等しい。

やるなら、電子申請の強化を行い、コンビニ等で発行できるようにした方が、余程効果があるし、業務の削減や人員の配置に余裕ができる。
このご時世に勤務時間を増加させるとは、ホトホト困り果てた上司と言わざるを得ない。

まとめ

一番困るのは、メディアに出たがる事。これが、市政に大きく影響している。目立ちたいから、他市がやらないようなことをやる。しかし、根回しをしていてはそれが実現しない。だからツイッターでつぶやく。
これでは、市民は満足しない。

子どもの受動喫煙の禁止についても、誰がそれを管理して指導するのか?
たった数十人しか居ない危機管理室に全てを丸投げするのか?
本当に疑念しかない。

さらに、ディベートの授業はやれと言うのに、非常事態宣言が発令され、大阪府民が不安を抱えている中、家庭訪問のうえ、教科書を配布しろと言った事については、私の権限でそこまでできないと平気でうそを言う。

こんな市長を褒め称える寝屋川市民の民度はとても低いと言わざるを得ない。
そもそも寝屋川市と言えば、中一誘拐殺人事件や、小学校教員が卒業生に刺殺される等、全国からのイメージはとても悪い。

そこにきて、この市長である。寝屋川市は発展するどころか、これから衰退する道を辿ることになるであろう。

若者よ、選挙に行こう。

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